ヘザーヒルズファームからのお便り
ヘザーヒルズファームからのお便り

ヘザーヒルズファームからのお便り

現在びん詰め作業中 13th, Jan ’17

2017年1月13日

日本の皆さま、 新年おめでとうございます。

私達はいま日本へ出荷するヘザー・ハニー・ブロッサム・ハニーその他を瓶に詰める作業をしています。 1瓶・1びん手作業で詰め、もちろんラベル貼りも手作業で貼ります。

2016年のヘザー・ハニーはとても明るい色になりましたけれど、時が経つにつれてだんだんと色が濃くなってゆきます。これはヘザー・ハニーの特徴です。 味は優しいですが、日本の皆さまはどう思われるでしょうか。  びん詰め・ラベル貼りが終われば、輸出用のカートンボックス入れて船積みの準備にかかります。  日本に到着するのは3月になると思います。 日本の通関は大変とシェイラ&ロコのロコが言ってました。

では、また連絡します。            マークより

ヘザーヒルズ ファームのジャム  16th Nov. ’16

2016年11月17日

ヘザーヒルズ ファームがあるブレアゴリィ近郊のフルーツ農園にとって今年は素晴らしい年になりました。 初夏からの天気は素晴らしくいろいろな種類のフルーツの花が咲きました。 フルーツ農園では従来のラズベリーやストロベリーの産地にも関わらず近年畑の一部を新しいフルーツに移行しています。 チェリーやブルーベリーの苗を植えています。そのためラズベリー・ストロベリーの収穫が減りました。

スコットランドのスーパーマーケットは今年イングランド産ラズベリーを大量に仕入れた為、スコティッシュ ラズベリーはイングランド南部へ販売されました。  そんなことから 私達はスコティッシュ ラズベリーの生産が復活することを願っています。 なぜなら私達の素晴らしいラズベリー・ジャムを作るのにはスコティッシュ ラズベリーでなければ味が変わるし美味しさも損なわれるからです。 ブレアゴリィとその近郊のラズベリーの美味しさが私達の素晴らしく美味しいラズベリー ジャムを作るのでエリザベス女王にも献上出来るのです。

2・3週間の短い秋の後、先週冬がやってきました。 私達はもう少しの間、雪が降らないことを望んでいます。 なぜなら木々や草々が鮮やかなオレンジ色や赤い色に彩られて壮麗な色合いの景色を楽しみたいからです。 日本の秋も美しいのでしょうね。

少し早いですけれど、 私達のハニーを愛して下さる日本のファンの皆様、 どうぞ素敵で幸せなクリスマスと新年をお迎えくださることを、遠いスコットランドの地からお祈りいたします。

                              マーク、バーナード、アラン、アーロン、ピート と ヘザーヒルズ ファームのスタッフ一同 そして ミツバチ達

お待たせしました  13th. Nov.’16

2016年11月16日

日本の皆さまお元気ですか? お待たせしました、10月14日の続きのお便りです。

私達は約2週間前に最後のリング・ヘザー・ハニーを収穫しました。 今年の収穫量は近年に比べると比較的良かったですけれど、それでも昔のように沢山は採れませんでした。 昔は毎年倉庫に入らないほどたくさん収穫出来ました。 そんな時代は森の中にある倉庫も周辺もヘザーの花の香りで、ヘザーの荒野にいるようでした。 懐かしいです。  そんな年が再び訪れることを心から願っています。

今年のヘザー・ハニーの色はいつもより明るい色になりました。  品質はいつもの様に優れていますし、味はとても素晴らしいです。 楽しみにしていて下さい。 ご存じのようにヘザー・ハニーは時が経つにつれて色が濃くなってゆきます。 熟成してゆくのですよ、ワインの様に。

ヘザーヒルズ ファームのミツバチ達はいつもの様に健康で元気にしています。 現在の私達の仕事のお話しをしましょう。

9月に入ると、すべての巣箱はそれぞれの女王蜂がゆっくりと休めるのに十分な環境に整っていますので、働き蜂達が蜜を貯蔵する巣枠に戻れなくならない様に、巣枠をしっち外さなければなりませんのでより慎重に作業をします。 なぜなら、 気候が暖かい間は働き蜂たちはとても攻撃的になるからです。  今日(11月10日)アーロンと新しく私達に加わった養蜂家のピートは最後の養蜂地域のブレーマーからラズベリーの広大な畑があるここブレアゴリィに移し彼らに餌を与える、次の準備をしなければなりません。

今年、ブロッサム・ハニーの収穫が少なかった為、ブロッサム・ハニーの販売制限をしなければならないでしょう。 これはアーロンがヘザー・ハニーの収穫を増やすために巣箱数を調整したことと、ブロッサム・ハニーの収穫時期に天候が良くなかったことによるものですが、彼の決断はただしかったです。 なぜならヘザー・ハニーの収穫が増えたからです。

私達の地域はベリー類の産地です。 ブロッサム・ハニーの蜜源です。  私達のジャムの原料となるフルーツのお話しは次回に、 でもすぐお知らせします。

   マールより

やっとティータイムが・・・  14th Oct. ’16

2016年10月17日

日本の皆さまお元気ですか?  前回お便りしてから一か月以上も過ぎてしまいました。

9月は巣箱を集めたり、ヘザー・ハニーが集まった枠を巣箱から外し大きな遠心分離機に取り付けて、ヘザー・ハニーを採る仕事で毎日忙しい日々でした。 枠から採りだしたヘザー・ハニーを保存用のドラム缶に入れ、蜜蝋で蓋をします。 スコットランドの市場では私達のヘザー・ハニーが7月で完売してしまいましたので納品を急がなければなりませんでした。 私達のはちみつは瓶詰めもラベル貼りも手作業ですから結構大変な仕事です。 機械を使うのは、はちみつを枠から採りだす時に遠心分離機をモーターで動かす時だけで、あとは全部手作業なのですよ。 日本の皆さまはこの時代にと思われるかも知れませんが、私達は私達のミツバチ達が一生懸命集めてくれたヘザー・ハニーを大切に思っているからです。 ミツバチが一生に採ることが出来る量がどの位かご存じですか? スプーン1杯なのですよ。  ですから私達は大事に扱わなければなりません。

瓶詰めとラベル貼りは出荷する時にします。  ちょっと一段落しましたので、ティータイムが出来るようになりました。  では、これからショートブレットとスコティッシュ・ティーで。。。

    マーク より

久しぶりの便りです  1st Sept ’16

2016年9月2日

日本の皆さまお元気ですか ? シェイラ アンド ロコのロコから何度もメールで今年のブロッサム・ハニーとヘザー・ハニーの収穫状況やこちらの気候などについて知らせてほしいと連絡がありましたけれど、 やっと返事をすることが出来ます。  でも、すごく忙しかったので、ちょっと休暇をとってスペインへ行っていました。 気温が35度で素晴らしかったです。  日本も暑いようですけれど私は暑い気候の方が好きですので日本が羨ましいです。

さて、私達の事ですが、冬の間に沢山のミツバチが寒さのために死んでしまいました。 巣箱は150個以上へりました。 今年の春は気候に恵まれ沢山の花が咲きました。 私は過去にこんなに素晴らしい桜の花と野生の花々が一度に咲いた年を覚えていません。  これらの花のおかげでミツバチ達はいつもより早く蜜を集める準備が出来たのですよ。

春は忙しい季節でもあります。 すべての巣箱を開け、1つ・1つの巣箱から女王蜂をみつけてペイントで印をつけます。 なぜなら新しく生まれた女王蜂を見つけ易くするためです。 良いお天気に恵まれ作業も順調に進みました。 でも、苺・キイチゴ・グーズベリーなどベリー類の花が咲く時期になったら天候が悪くなり、ブロッサム・ハニーの収穫に大きな影響がありました。 収穫はわずかでした。 でも、少しでもブロッサム・ハニーが採れたことに感謝しなければなりません。

7月にすべての巣箱をワイルド・ヘザーの咲く荒野に移しました。 これは夜から朝日がでる前までに終わらせなければなりません。 7月末にはベル・ヘザーの花が咲き始めます。 いつになったら天気が良くなるのかと思いながらミツバチ達の世話をし、 ベル・ヘザーのはちみつの収穫をしました。  8月になるとリング・ヘザーの花が咲き始めます。 アーロンと私(マーク)は今年こそたくさんのヘザー・ハニーが採れるように祈りながら作業を続けました。

今年、リング・ヘザーは例年より少し早く7月末ころから咲き始めました。 例年より1・2週間早かったのです。 天候は近年と同じように平均して1ヶ月の半分は雨ですが、花が咲き続けるのには必要です。

こちらでは2015年産のヘザー・ハニーが7月には全部売れてしまいましたので、現在ヘザー・ハニーはゼロです。 ですから沢山のヘザー・ハニーを収穫できることを心から願っているところです。 日本の皆さまは私達のヘザー・ハニーが好きですか? 私達スコットランド人のように・・・   では、 2・3週間後にまたこちらの状況をお知らせしますので、少しの間お別れです。

     マーク・ヌーナン

今日は吹雪です  1st Dec. 2015

2015年12月1日

日本の皆さま大変お久しぶりです。 お元気ですか?
今日 (2015年12月1日) ここヘザーヒルズ ファームがあるブライゴリィ市は吹雪です。  長い間ニュースを送っていなかったように思われるでしょうね。 実はこちらからメールで送ったのですが、シェイラ アンド ロコには届いていなかったのです。 今年の春からのようです。 シェイラ アンド ロコのロコは私が忙しくて何の返事もニュースも送ってくれないと思っていたらしいのです。 4・5回ほど電話で話ましたけれど、ロコのメールの返事がないとのことで私は再度送りましたが、やっぱり届かなかったようです。 この事は11月25日に分りました。 ロコが次回日本へ到着する荷物をいつ船積みしてくれるのか聞く為に電話してきました。

それで分りました。 私からのメールは全く届いていませんでした、そしてそれはまだ続いています。 早く直ることを願っているところです。 そこで、ロコの友達のところへ私のメールを送り、その人からロコは私のメールを受取りました。 ロコの友達が私のメールを受取る事が出来たのですからロコのPCのプロバイダーが原因です。 2015年産のハチミツがもうすぐ日本に到着します。 早く元通りになることを願っています。

スコットランドは長い冬を迎えます。 これからずっと春が来るまで、私達はミツバチ達の世話をします。 今年は冷夏でほとんどヘザーが咲きませんでしたから、収穫はごくわずかです。 でも私達はヘザー・ハニーを冬の間のミツバチの餌として確保しなければなりません。 ミツバチ達の健康の為です。 ミツバチ達が健康でいなければ最高品質のへザー・ハニーやブロッサム・ハニーは採れませんから。  それでも冬の間、沢山のミツバチが寒さで死んでしまいます。 彼等は冬の間はお互いに身体を温め合って暮らすのですよ。  ご存じでしたか?

また便りをします。 ロコのPCが早く直ると良いのですが。。。         マークより

忙しい毎日です 2014.11.06

2014年11月6日

昨日、11月5日、急に天候が変わり、いまはすごく寒いです。 先週のうちに最後のヘザー・ハニーを巣箱から集めて蜜を取り出す作業が終わりました。 今週から私達は全部の巣箱を集めミツバチ達をシェルターに入れなければなりませんから、忙しい毎日を過ごしています。 これは雪が降る前に完了させなければなりません。 もう少しの間雪が降らない様に祈って作業を続けています。

日本の気候はいかがですか? まだ、昼間は暖かいとRokoが言ってました。  今年採れたスコティッシュ・ヘザー・ハニー、スコティッシュ・ブロッサム・ハニーは今年中には日本に向けて出荷する予定です。 日本に到着するのは2015年2月頃ですから、楽しみにお待ち下さい。 では、また

マークより

日本からの取材  2014.09.03

2014年9月3日

日本の皆さまお元気ですか?  連絡をするのが遅くなりましたが、8月12日・13日とテレビ東京のスタッフが取材の為ヘザーヒルズ・ファームに来ました。 取材の日はお天気もまあ、まあで良かったですが、昔の様に素晴らしい晴天にはなりませんので、残念です。 テレビ東京のスタッフの話ですと、彼等は世界の養蜂家と言うドキュメンタリーを制作中で既に8年ついやしているそうです。 どんなフィルムが出来上がるのか楽しみです。

取材に関しては彼等の要求もありました。 ヘザー・ハニーを使ったお料理とかアフタヌーン・ティーとヘザー・ハニーなどをフィルムに収めたいとの事でしたけれど、これらはいつものことで私達にとっては特別のことではありませんでしたから問題なく終わりました。 彼等の番組がいつ放映されるのかは分かりませんが、決まったら連絡くれる事になっています。

マークより

昼も夜も忙しい  2014. 7. 8

2014年7月14日

ヘザーヒルズ・スコティッシュ・ハニー ファンの皆様 こんにちは。

今7月8日の午後1:23です。 ブロッサム・ハニーの収穫が終わって、私達は現在ミツバチ達をヘザーの咲く丘陵の傍や荒野へ巣箱を移す作業をしています。 ミツバチ達が眠っている間にしなければなりませんから、ミツバチ達が働き出す前、夜と早朝の仕事です。 巣箱をどの様に置くかは昼間にミツバチ達の働き具合を見て決めます。 この仕事は2週間以上続きます。 1300個以上の巣箱を一か所に置く訳ではありませんから、毎日何マイルも車を走らせて160?190の場所を確保するのです。 ミツバチ達がたくさん蜜を集められる様にしなければなりませんから。

7月15日までには終わらせなければなりません。

今年は約1ヶ月近く季節が早まっています。 通常は7月終わり頃から咲き始めるベル・ヘザーの花が殆ど終わりました。 そしてリング・ヘザーが咲き始め、9月いっぱい咲き誇ります。 これから先の天気が心配です。 今年こそは雨にならない事を祈りがら、ミツバチ達を移動させる仕事をしています。

マークより

例年より早い春 2014.4.18

2014年4月18日

日本の皆さま、お元気ですか?

ここパースシャーは春の訪れが例年より少し早く来たので、私達はミツバチ達の世話を始めました。 毎日とても忙しいです。 春の仕事もとても大切で、約50,000匹のミツバチがいる各巣箱を開けてミツバチ達の中からその巣箱の女王蜂を探さなければなりません。 そして女王蜂を見つけたらすばやく女王蜂に印をつけるのですよ。 そうすると、新しい女王蜂と見分けることが出来るのです。 全部で1,300箱以上の巣箱ですから毎日忙しいのです。

真ん中の茶色の大きい蜂が新しい女王蜂です

約50,000匹のミツバチの中から新しい女王蜂を見つけると、別の巣箱に入れます。 そして新しいミツバチ社会をつくるのです。 大変な仕事ですが、とても大事な仕事です。 桜の花が綺麗だったとロコが言ってました。

では、またお便りしますが、何時になるかな?     マークより

このページのトップへ

ページトップへ