ヘザーヒルズファームからのお便り
ヘザーヒルズファームからのお便り

ヘザーヒルズファームからのお便り

4年振りです 2013. 9. 9

2013年9月9日

日本のヘザー・ハニー ファンの皆様久しぶりです。 今年の夏はやっと晴れる日に恵まれました。 と、言っても10数年前の様に毎日晴天と言う訳ではありません。 それでも過去4年間は雨続きでしたので、4年間耐えて来た私達に神様がプレゼントしてくれたと思っています。 3ヶ月間毎日雨と言うことを、皆様は想像出来ますか? 今年は日本の夏も異常な暑さだったそうですね。

今年のヘザー・ハニーはどの様な出来上がりかまだ分かりませんが、今年はベル・ヘザーの花も咲きましたので楽しみにしています。 日本の皆さまも楽しみにしていて下さい。

私は現在ジャム作りで忙しいです。 もちろんミツバチの世話もしていますよ、素晴らしいヘザー・ハニーを作る為に。  昨年ジャムチャンピオン コンテストで金賞を受賞してエリザベス女王に献上したラズベリー・ジャム、 今年もまたラズベリー・ジャムを献上します。 その為のジャム作りです。  私達が住む地域はベリー類の産地なので、新鮮なベリーが手に入りますし、兄のバーナードも生産しています。

シェイラ アンド ロコのロコからの希望で、エリザベス女王に献上するラズベリー・ジャムをヘザー・ハニーと一緒に送る予定です。 日本の皆さまも是非味わって下さい。  さあ、 これからまたジャム作りです。

マーク より

えーっ、もう食べちゃったの?

2013年6月6日

確か2004年春、自由が丘の店でのこと、ご夫妻が店にいらっしゃいました。 ハチミツの味見をなさってヘザー・ハニーを購入なさいました。 渋谷ご夫妻です。 それ以来お友達にもなり、お付き合い頂いています。 とても仲の良い楽しいご夫妻です。 お知り合いになってからずーっと後に奥様からお聞きしたのですが、初めて店にいらっしゃった時、旦那様が「あやしい店がある、入ってみよう。」と言われたそうです。 自由が丘の店は外からは見えませんし、入口がちょっと奥まっていましたから何の店か分りにくいのでした。 後でお聞きして笑ってしまいました。

つい最近のことです。 ヘザー・ハニーのご注文を頂き、5月25日着で発送しました。 昨日メールをいただいて、「元気になる為にヘザー・ハニーを食べているけど、2012年産のは美味しくってパクパク食べてしまったの。 もう1瓶食べちゃった。 糖分が全部エネルギーになって体内に残らないから安心だし。 でも、美味しーい。」  ご返事をして 「えーっ、もうたべちゃったの? 私も沢山食べるから1瓶なくなるの早いけれど、貴女は早過ぎ。」  「ヘザーヒルズのヘザー・ハニーは本当に美味しいです。」 と渋谷さまのお話です。

世界のミツバチ減少・・・

2013年5月30日

7日ほど前のこと、世界のミツバチ減少の原因がネオニコチノイド系農薬によるとして、EU加盟国は2013年9月末までにニコチノイド系農薬使用許可取り消しなど進め、2013年12月からは原則禁止と云うニュースがありました。 このニュースに掛る世界のミツバチ減少とヘザーヒルズ ファームのミツバチの記事を「ハチミツの品質」 のページに載せましたので、是非お読み下さい。

遅い春の訪れです  2013.05.02

2013年5月2日

マークです。 やっと雪が溶け遅い春も間もなくやって来ます。 極寒の冬はミツバチ達にとっては過酷な日々でした。 多くの養蜂家達は冬の間たくさんのミツバチを失います。 ヘザーヒルズ ファームも毎年多くのミツバチを失いますが、今年は20%のミツバチを失いました。 寒さに耐えることが出来ず死んでしまうのですよ。

それでも私達のミツバチ達はヘザーハニーを食べているので失ったのは20%とごく少ない数字です。 他の養蜂家達はもっと沢山のミツバチを失います。 近くの養蜂家の一人は98%のミツバチを失ったと話していました。 毎年のことですが、ミツバチ達の健康状態を保つことはとても大事なのですが、他の養蜂家達は花のない時期は粗糖 (品質の悪いお砂糖) をミツバチ達に与え、自分達が販売するハチミツをミツバチ達の餌にすることはしません。 これは当然のことですが、 私達は大切なミツバチ達の健康状態を守ることの方が大事なので、ミツバチ達にヘザー・ハニーを与えます。

今年の夏こそ天候に恵まれることを願っている毎日です。  日本の皆さまは2012年産のワイルド リング ヘザーの花蜜だけからミツバチ達が磨き上げたヘザー・ハニーを気に入ってくれたでしょうか? 今年はワイルド ベル ヘザーも咲いてくれるでしょう。

マークより

50周年記念世界ジャム チャンピオン

2013年3月31日

ニュースレターにページにも載せましたが2012年はエリザベス女王在位60年記念の年でした。 英国ではいろいろな行事が催された事は皆さまよくご存じと思います。  2012年は50周年記念世界ジャム チャンピオンを決める審査があり、 マークが手作りしているジャム 3種類のうち、ラズベリー・ジャムは1位、 ストロベリー・ジャムは3位を獲得しました。 残念ながらブラックカラント・ジャムはわずかな差で入賞を逃しましたが、 総合で優勝し、「ジャムピオンシップ」 を獲得したのです。 マークが手作りした3種類のジャムは手提げ籠に入れ、エリザベス女王に献上されるという栄誉を受けたのだそうです。 下の写真はそのコンテストで撮ったマークの写真です。 ・・・続く・・・

50周年記念世界ジャムピオンを獲得 2013.03.30

2013年3月30日

50周年記念 世界ジャムピオン を獲得


私達「ヘザーヒルズ ファーム」は世界ジャムチャンピオンシップに於いて名誉ある「50周年記念世界ジャム チャンピオン」を獲得しました。

私達はラズベリー・ジャム、ストロベリー・ジャム、ブラックカラント・ジャムの3種類をコンテストに出しました。 審査の結果、 ラズベリー・ジャムは1位、ストロベリー・ジャムは3位でした。残念ながら僅かな差で、ブラックカラント・ジャムは入賞しませんでしたけれど、総合優勝したのです。 左の写真はその時に撮ったものです。

2012年はエリザベス女王在位60年でいろいろな行事があったのは日本の皆さまも良くご存じの通りです。 そして50周年記念世界ジャムピオン(ジャム チャンピオン)で総合最優秀賞に選ばれた私達の3種類のジャムは手提げ籠に入れられエリザベス女王に献上されたという栄誉も得たのです。

ヘザーヒルズ ファームのジャムは私が手作りしている為、限られた量しか出来ません。 パースシャー地域で採れる朝摘みのベリー類のみを使い、ベリーとスコットランド伝統のブラウン・シュガーだけで手作りされています。ジャムと言うよりプレザーブと言った方が良いかも知れません。 いずれにしても、大変名誉なことでした。私の嬉しそうな顔、わかりますか?

マーク より

嬉しい限りですゥ

2013年2月7日

鎌倉にお住まいの山崎ご夫妻、旦那様からお電話をいただきました。 お知り合いの人が癌の末期で品質のよいハチミツなら食べても良いとお医者様に言われたので、すぐにそれだったらヘザーヒルス ヘザー・ハニー以外他にはないとご連絡を下さいました。 自由が丘へ行くのでヘザー・ハニーを置いてあるお店 (プレシャス・クローマさん)の場所を教えてほしいとのことでした。 ご丁寧にプレシャス・クローマさんで求められた後、お礼のお電話を頂きました。

ヘザー・ハニーは本当にいろいろなところで活躍してくれます。 山崎さまご夫妻が結婚なさった折、このヘザー・ヘニーを引き出物にして下さいました。 ご夫妻でいろいろなハチミツを味わい比べてみたけれど、ヘザーヒルズ ブランド ヘザー・ハニーより美味しいハチミツはなかったとの事で引き出物に使って下さったのです。 皆さまにとても喜んで頂けたと後になってお知らせ下さいました。  本当に嬉しかったです、お役に立てて。

行き違いが・・・

2012年12月5日

12月1日は「第一回 へざー・ハニーの集い」でした。 参加される予定だったお客様のうち6名様が急にご都合悪くなって、最終的に私も入れて6名の集まりになりました。 いろいろ行き違いがあって、ハチミツの話は殆どしませんでした。 楽しみにいらっしゃった方には失礼してしまい反省しきりでした。 お料理はヘザー・ハニーを使ってあることは言うまでもありません。 ケーキは私が焼きました。 2種類です。 1つは国分寺で採れた柚子を焼き込んだもの、もう1つは国分寺農家の吉野さんのお手製干し柿を焼き込んだものです。 もちろんヘザー・ハニー入りです。

ヘザー・ハニーのアイスクリームは他のシェフ達が作ったものも食べたことがありますが、石田シェフのヘザー・ハニー・アイスクリームが一番美味しいです。 参加されたお客様は大喜びでした。 柚子入りのケーキはお土産としてもお持ち帰り頂きました。

ヘザー・ハニーの旅 2012.11.28

2012年11月28日

今年のヘザー・ハニーが日本へ旅立ちました。 長い旅です。  オイル節約の為、現在は航海日数が約40日かかります、以前は28日くらいでした。 日本へは1月8日到着の予定です。

今年はベル・ヘザーのハニーは全く採れませんでした。 ベル・ヘザーの花は7月の半ばから8月の初めまでしか咲きません。 8月1日頃にはリング・ヘザーの花が咲き始めます。 リング・ヘザーはそれからずーっと9月半ば、時には9月末から10月初めまで咲き続けます。 でも、今年も雨ばかりの日が続きましたので、 昨年を除いて今までで一番収穫が少なかった年です。

糖分の検査の時に花粉の量も調べてみました。 花粉の量はいつもより多いです。 ヘザーの花は至るところに咲いていますからミツバチ達は容易に花蜜を集めることが出来ます。 なにしろ、ヘザーの花が咲いている中に巣箱を置くのですから、巣箱の周りは全部ヘザーの花ですよ。 シェイラ アンド ロコのロコから聞いたのですが、フランスでは緑色と青色のハチミツが採れたそうです。 びっくりです。 きっと甘い花蜜を持つ花がなかったのかも知れませんね。 チョコレートをコーティングするカラフルなお砂糖をミツバチ達が餌にしたようですよ。 怖いですね。 フランスのミツバチ達が可哀そうです。

今年のヘザー・ハニーも素晴らしい品質と美味しさですから、きっと日本の皆さまも満足してくれるでしょう。
マーク より

フランスでのことです

2012年11月15日

10月半ばに千葉にお住まいのお客様がフランスで起きた怖いハチミツのニュースを送って下さいました。 是非みなさまにもお知らせしたのです。 怖い出来事ですから。

フランス北東部・アルザス地方で起こっている出来ごとです。 リボービル村の養蜂家達はとても厄介な問題に直面しています。 下の写真をご覧下さい。 何だか分かるでしょうか? 緑色・青色のハチミツが採れたのです。

何故この様なことが起ったのかと言うと、養蜂場のそばにチョコレート工場があり、チョコレートをコーティングするカラフルな砂糖の廃棄物からミツバチ達が集めて出来たハチミツなのです。

養蜂場に花が少なかった為にミツバチ達が花蜜より容易に手に入るカラフルなお砂糖の廃棄物から蜜を集めたのか、花蜜よりずっと甘いカラフルなお砂糖の廃棄物から蜜を集めたのか、真意はミツバチに聞かなければ分かりません。

2010年にも同じ様な出来事がアメリカで起りました。 養蜂場近くにマラスキーノ・チェリー工場があり、チェリーを赤く染めるため赤く色付けしたシロップからミツバチが蜜を集めていた為赤いハチミツが出来たのです。

フランスの緑色と青色のハチミツもそしてアメリカの赤色のハチミツも化学物質を含む砂糖なので、ミツバチ達の健康状態はどうなるのでしょうか??  良いハチミツは出来ませんね。

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