ロコブログ
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スコットランドの国花をご存じですか?  残念ながらヘザーではないのです。  スコティッシュ・シスル (スコットランドあざみ)です。  近くに日立の中央研究所があり、塀沿いにスコットランドあざみがありました。 今は約40cm位になりましたが、初めて見つけた時はまだ20cm位でした。 雑草の中にあるので、そのうち雑草と一緒に抜かれてしまうのでは?と心配でした。 そこで今日入口の案内所の人にお願いして頂いて来ました。 すぐ家に戻って鉢に植え替えたのですが、この夏の暑い最中に抜いて植え替えたので心配です。

スコットランドあざみは葉にも茎にも棘が沢山あるのです。 夕方になって腕を見ましたら棘に刺されて虫に刺されたか何かにかぶれたかの様になっていました。 さっそくヘザー・ハニーをつけましたら痛みもなく腫れが引きました。 やっぱりヘザー・ハニーはすごい。

どうしてあざみが国の花になったのか、お話しましょう。

昔スコットランドとヴァイキングが戦っていた時、ある夜ヴァイキングの斥候たちはスコットランドに上陸し、眠っているスコットランドの兵士の度肝を抜いて占領しようと企てました。 スコットランドあざみは葉も茎も花のがくにも棘が沢山でちょっとさわっただけでもすごく痛いのですよ。 スコットランドの兵士は足の脛をガードしていますから普通に歩けますが、ヴァイキングの斥候たちはそんなことは知りませんし、またあざみが沢山生えていることも知りません。 上陸した斥候たちはあざみを踏んであまりの痛さに大声をあげたので、スコットランドの兵士はヴァイキングの軍が上陸してくる事に気付き戦いに勝ったのだそうです。 「あざみがスコットランドを救った」 とスコットランドの人達はあざみに感謝し、その時からあざみはスコットランドの国花になったそうです。

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